疲労した筋肉

久々の更新となります。

普段運動をしない人が激しい運動行うと、その日の夜か翌日、遅い人だと翌々日から足や腕などにハリや痛みを感じることがあります。
このような症状を筋肉疲労と言い、急性の症状で、筋肉を酷使したことによるものですが、実は激しい運動をしないケースでも、筋肉疲労になることがあります。
例えば長時間の立ち仕事や、ずっと同じ体勢のまま仕事を行うデスクワークなどでも、特定の筋肉がずっと緊張状態にするため、「疲れ」を感じることがあります。これは慢性的な筋肉疲労を引き起こしているのが原因です。
よくある肩こり腰痛などがこれにあたります。筋肉疲労や筋肉の痛みの原因は、筋繊維の血管障害ではないかと言われています。これは同じ部位を使い続けると血液の循環が悪くなり、筋肉内に蓄積された疲労物質が神経を刺激して痛みが生じるというメカニズムです。何かをやり遂げた後や辛さを感じた時に伸びをしたり、肩を回したりした経験があると思います。
そういった時に感じた痛みこそ、体から自分に対しての危険信号として送られたシグナルです。ただ、シグナルを送られていたとしても時間が作れなかったり、お財布事情もあります。そういった環境によって、辛さを我慢してしまいがちになってしまうものですよね。
人の身体は辛いことが嫌いなので、無意識のうちに防衛反応を働かせて、ケガをさせないように自身の筋肉を膨張させ硬くし、いわゆるギブスみたいな状況を作ります。それだけでは痛みは消えてくれないので、固くなった筋肉に浮腫みが年輪のごとく付着していって、痛みを忘れさせるという芸当をやってくれます。「思い出したころに痛みが出る」という経験は誰しもあると思います。
これを放置しておくとギックリ腰や四十肩などの予備軍になったり、背中が張りすぎて呼吸しづらくなることも...本当は辛くなる前に自身のメンテナンスとして体の辛い状態を取っていただきたいのですが、我慢される方が多くいらっしゃいます。もう年の暮れも間近ですから、今年の疲れは今年中に取っていただくのをお勧めします。

深層の筋肉にアプローチする当店にお越しになるのをお待ちしております。