マタニティケアの必要性

昨今、妊娠しても家事全般・仕事と忙しくしてる方が多く、そんな中、妊娠期間中および出産後に肩こりや腰痛を発症する妊婦さんはとても多くいらっしゃいます。
半数以上の妊婦さんが妊娠中に肩こりや腰痛とするなんらかの症状を感じているとされています。
実際に妊婦さんの3人に1人は肩こり・腰痛に悩まされていると言われています。
妊娠時は力学的な変化だけではなく、ホルモンなどによる影響から身体が変化することで、以下のような症状が出ると考えられます。

・体重増加に伴い、重心が全方に傾く
・腹筋の作用が弱まり、骨盤の安定力が低下する
・ホルモン(*リラキシン)の影響で骨盤を支える靱帯が緩む
 *リラキシン:ペプチドホルモンの一種で、子宮弛緩因子とも呼ばれていて、卵巣、子宮、胎盤などから分泌されている

リラキシンは骨盤関節や恥骨を緩め、妊娠中には胎児のためのスペースを確保したり、分娩をスムーズにするために分泌され、産道を拡張する作用があります。
出産後はリラキシンの分泌はなくなるのですが、2週間~2カ月はリラキシンの作用が継続し、元の関節の固さに戻ります。
つまり、出産後2カ月後に骨盤が歪んだまま固くなってしまう可能性があります。
産前、産後は通常よりも関節が不安定になり、骨盤が歪みやすく症状が出やすくなると言われています。
産後のママの意識調査では50%が「腰痛」、30%以上の方が「肩こり」で悩んでいるという結果になっています。
カイロプラクターのように骨の矯正はできませんが、歪みからくる疲労により固くなった筋肉を和らげて普段の生活ができるよに、ご自身のメンテナンスをするという感覚でリラクゼーション店を利用するという手もあります。ただし、誰でもいいという意味ではありません。信頼がおける人にお願いしてください。
もし、僕の店にいらしたのなら、その時は頑張ります!